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2013年6月23日日曜日

プラレール修理: 塗装の溶けた新幹線100系(1)

(概要)
●他のおもちゃといっしょに保管していたら、塗装が溶けてしまっていました。
●荒れた塗装部分の再塗装を試みました。

※(株)タカラトミーではプラレールの改造はしないよう勧告しています。
 本ブログはプラレールの改造を推奨するものではありません。
 また、本記事を参考にして不利益を被っても、管理人は一切その責を負いません。
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子供から、新幹線100系と300系の塗装が剥げたから直して、と頼まれました。
とりあえず100系の現状から。
100系の写真。他のおもちゃと一緒にしていたら、塗装が剥げたらしい
よく見ると、塗装だけでなくプラスチック表面も溶けて凹凸が出来ています、あーあ。
これじゃきれいに治らんかもなー、なんて思いつつ、プラモデル用塗料を使って塗装をしてみることにします。

まず、荒れた表面を整えます。
ペーパーヤスリで表面を削る
初めに400番を使い、他のモールドまで取らないよう気をつけながら、慎重に表面を整えます。
しばらくすると、思ったほどダメージは少なかったらしく、きれいに凸凹が取れました。
その後1000番 → 1500番の順で表面荒れを減らし、最後にコンパウンドで仕上げます。


それでは本体の塗装から。

台車と本体を取り外し、そしてテープと紙でマスキング。
塗料にはMr.カラー№322 フタロシアニンブルー(ブルーインパルスカラー)を使いました。
写真では既に塗装済み
で、できあがったのがこちら。
一見、良さそうに見えるが・・実は境目がクッキリ
パッと見ると成功かなーと思いましたが、そうは問屋が卸しません。

元の塗装との境目はボカしてごまかそうと思ったのですが、(そんなスキルがあるハズもなく)側面青帯の2~3番目窓の間に、クッキリと色の境目が出来てしまいました。
更に、窓をマスキングしていなかったために、窓開口部から内部に塗料が吹き込んで内側が薄青色になっています。

やっぱり経験不足は致命的だった(笑)。
このまま子供に返してもいいけど、やっぱりちょっと出来が気に食わないな~。

ということで、再び塗装をします。
境目ができた付近を削って、もういちどマスキング。
今度は窓の内側もマスキングして塗装
前回の反省を踏まえ、境目が目立たぬよう、塗装境界をドアの際(きわ)にもってきてみました。
また、窓も内側から目張りして、これ以上内部に吹き込まないようにしています。
できたのがコレ
青帯の境目は目立たなくなりました。

ここまでの感想として、プラモデル用塗料でも食い付きは問題ないようです。

ただ、ペーパーヤスリをかけた時、塗装されていない部分にも透明塗装がされていたことに気付きました。
もしかしたら、表面保護か何かのために塗られているのかもしれません。


台車塗装の方は、また今度ということで。

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